2013年7月30日火曜日

栃木県『伝統板倉構法の家』雨養生


例年なら、梅雨が開けると日本列島は太平洋高気圧にスッポリと包まれて晴天続きなのですが、今年は思いもよらない『戻り梅雨』のような雨続きで、各地で洪水被害が出ています。

こちらの現場でも、すっかり予定が狂ってしまいました。

やむなく、雨養生をしっかりして天気の回復を待つことにしました。こちらの設計事務所様は三重県津市ですが、丁寧な仕事をやるので信頼がおけます。これだけ丁寧に養生してあれば、これ以上は「やむなし」かと…幸い夏の高温時期ですから、雨に濡れても部材は乾燥しやすいと思います。





2013年7月22日月曜日

栃木県『伝統板倉構法の家』建前


夏本番の好天の中、いよいよ始まりました!『伝統板倉構法の家』の建前です。壁も組み上げていきますから4日は掛かりそうです。相変わらず太い木材ですから、見た目だけでも耐震性がありそうです。

今回は手刻みが多く、鼻栓や貫(ぬき)工法も取り入れて粘りを出しています。

愛知県小牧市から、慣れた大工さんが応援に出かけております。地元、栃木県の大工さんも頼りになる人ばかりです。


伝統木組みの鼻栓 
 この太さ
貫工法 
 特許の落とし板
良い感じの木組み

2013年7月11日木曜日

銘木、木曽桧

ヒノキは、その優れた特性ゆえに高級な建築用材です。中でも『木曽桧』はヒノキの王者と呼ぶにふさわしい木材です。香気・光沢・耐久性・硬さ・加工性に優れ、誰でも「家を造るなら木曽桧を使ってみたい」と思います。確かに高級木材ですが、手が届かないほどではありません。部分的に用いるなら可能かもしれません。

http://www.sakka3.com/kokusan/sozai/nagano-daiyu/index.html



2013年7月5日金曜日

栃木県『伝統板倉構法の家』構造材の刻み


当初、三重県松坂市で刻む予定でしたが、プレカットの機械故障になり、急遽、四国の徳島県阿南市羽ノ浦町にある製材会社で、手刻み主体で行うことになりました。伝統工法が含まれているために、他社のプレカット工場ではできないのです。

梅雨前に、栃木市で建前を予定しておりましたが、板倉工法は壁板を組みながら建てていきますから、強い雨に降られますとよくありません。それで、お施主様の同意を得て梅雨明け(7/21頃の予定)に変更になりました。

 徳島県で加工
約2割をプレカットで
約8割を手刻みで

2013年7月1日月曜日

『愛知県名古屋市:南欧風住宅』床下地工事


名古屋地方も梅雨が開けたかと思う暑さになりました。

やっと、こちらの現場も工事が始まりました。床板を張るために根太と断熱材を受けるための作業です。