2014年2月24日月曜日

愛知県津島市『大正モダン風リノベーション』完成施工例

2013年6月1日に愛知県津島市から、鉄骨ALC(軽量気泡コンクリート)造りの店舗を住まいにするため『自然素材で全面リフォーム』の見積もり依頼がありました。早速、親切 丁寧な建築家様のご夫婦に紹介をしました。 新たに、多様化するデザインに応じるため、工務店様と建築家様のコラボを推進しておりました。ヒヤリング・プランニング・お客様への対応など、工務店様の 弱点をカバーして『ご予算の範囲で、より満足度と完成度の高い家創り』を実現するための新たな取り組みです。そして数回のヒヤリングの後、提携先の工務店 様と契約になりました。

■特筆ポイント:お施主様のこだわりがはっきりしており、ご予算内でどの程度まで建築家様と工務店様で具現化できるか、心配でしたが、建築家のご夫婦が親切に導いた成果だと観察しております。

2014年2月13日木曜日

愛知県名古屋市 『南欧風住宅』造作工事

お施主様から「今週中には外構工事が入りたいので、足場などの外周りを片付けてほしい。フォローしてください」とのメールをいただきましたので、電話だけでは心配がありましたから出掛けていきました。おおむね片付いておりましたので一安心。

最近、私は業者様に対して許容範囲を「さらに広げなくてはいけないのか…」と考えるようになりました。確かに大手ハウスメーカーのように分業化・組織化・社員教育もされていません。それでもトラブルはなくなりません。

その分、地域の工務店様には余計な経費がかからないのですが…もっと計画的にやれないものかとイライラの連続でした。しかし、どこの地域も、キチンとしていると思えるビルダーさん(地域の工務店様や建築家様)も予定通りには進まなかったり、返事が遅れたり、忘れたり、間違ったりが付きまとうのです。厳しくすれば請けてくれなくなるし、完全さを求めるお客様とのギャップは広がるばかりで悩みは続きます。

それでも完成した住まいの評価は高いので報われるのです。

こちらのお宅は収納棚がとても多いのです。当サイトのお薦めの仕様では造作家具は、予算があれば「広葉樹」。なければ「杉かパイン」でご相談するようにすすめています。表面に出るところは「タモの無垢集成材」。隠れるところは「パインの無垢集成材」でやっていました。『タモ』は木目が『ナラ』に似てきれいですし、硬いのです。野球のバットにも使われたほどですが、金額はパインの倍ほどだと言っていました。








2014年2月4日火曜日

愛知県津島市『昭和レトロ、全面リーフォーム』完成

2013年6月1日に愛知県津島市から、鉄筋造りの店舗を住まいにするため『自然素材、全面リフォーム』の見積もり依頼がありました。早速、親切丁寧な建築家様のご夫婦に紹介をしました。

途中、工事の遅れもありましたが幾らかの残工事を残し、この度の完成となりました。個性的な奥様主体で進んでおりました。これまで当サイトでは扱ったことのないデザインのようでしたから「どんな結果になるのだろうか…」と私が不安になってしましました。

一階の床はウオールナットの無垢集成材・土間にはクルミの無垢集成材・キッチンテーブルはサクラ・壁はゴールド色のクロス・キッチンの腰板にはお母様の大事にされてたタイルを活用・トイレのワインレッドのタイルはそのまま活かし・2階はご予算の不足からやむなくクッションフロアにしました。

途中、数回の現場訪問をしましたが、なかなか全体像が見えない“ミステリアスな現場”でした。しかし、完成してみると今までになかった、とても面白い住まいが建ちました。『コンテンポラリーな中にエキゾチックとレトロが混在する異空間です』

多国籍料理が流行っていますから、このデザインも有りかと、今後の参考になります。当サイトの趣旨に沿って、これを自然素材と国産材主体で造ったことに意義があります。








2014年2月3日月曜日

岐阜県揖斐郡にある岐阜県産直住宅の工場見学

昨年末から新たに参加協力をお願いいたしました、岐阜県揖斐郡にある岐阜県産直住宅の施工例と工場を見学してきました。

自社山林を持ち、製材・プレカット・木材販売・社寺建築もやっている規模の大きい建築会社様です。

ここまで地域材の色が強い建築会社様なら、厳しい経済の中でも、国産材(地域材)での建築を希望されるお客様に、お値打ちに良い住まいを提供できそうです。

大きな工場は3カ所に別れており、社寺建築を多く手がけていますから、大径木の松や桧や、『ケヤキ』『黒柿』などの高級木材が無造作にスットクされていました。








愛知県あま市のお客様と、5年前にこちらの建築会社様で建てた和風住宅を見せていただきました。

古民家風の外観はざらつかせた土壁の質感が素敵でした。中にはいると、今でも木の香りがします。玄関収納の天板がケヤキでした。お施主様が友人の木材屋さんから手に入れたとのことでした。

懐かしく落ち着く室内は薪ストーブでホカホカ。中心には『京都北山杉の磨き丸太』太い梁は地域のブランド『長良杉』で、しっかりと組んであります。テーブルは、模様に特徴があるトチの無垢材です。

ご主人様がとても力を込めて、この家の良さを話されました。お気に召された気持ちが良く伝わってきます。これなら、今後、愛知県西部・西濃地域・滋賀県近江地域周辺から出てくる見積依頼の要請に対して、十分にお応えできると判断しました。





2014年2月1日土曜日

愛知県名古屋市 『南欧風住宅』内装工事

外装木部にブラウンの色が塗られました、全体的には、少しエージング仕上げの南欧風スタイルとなっています。

コテむらを出した壁は朝の光に陰影がきれいです。外壁は『セレクトリフレックス(外断熱・トリプル断熱)』遮熱塗り壁材とは、塗るだけで外壁面の太陽熱を反射させ、表面温度を20〜30℃程削減する塗り壁材です。

内部も奥様のお好みなのか、部分的にアール曲線のデザインが施されています。玄関の上がり框(あがりかまち)と、玄関収納の出入口、リビングに設置されたパソコンテーブルなどです。造作には手間がかかります。

パソコンスペースの位置は430mmほど位置変更があったようです。とても頭の痛い作業かと観察しました。

2階の居室上部はロフトにして、全体スペースを広く取るようにしています。

一般的には『欧風スタイル』は合板と輸入材主体のツーバイフォーが多いのですが、ほとんどを岐阜県東濃産直の無垢材で建てています。











奈良吉野の徳田銘木様で工場見学

facebookで知り合いました奈良吉野の徳田銘木様で物凄い材を、親切丁寧に案内していただきました。

こんなに感動したのは久し振りです。どれをとってもオンリーワンの個性派揃い。

取材写真を整理してから、改めてご紹介いたします。