2014年12月30日火曜日

神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』棟上げ完了

2014年も過ぎようとしております。何とか、年内に棟上げまで完了して、年を越すことになりました。

見る人を圧倒するような国産材(主に奈良県吉野産)による構造です。隣の三階建てのマンションとくらべても引けを取りません。合板やユニットで組み上げる近頃の住宅建築に比べると、手間暇のかかる工法ですが、それだけの価値はありそうです。


この地域にしては珍しい建築に、建築関係者らしい人たちも、しばしば足を留めて見学しています。



2014年12月17日水曜日

神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』二階までの棟上げ

例年にない悪天候に悩まされながらでしたが、やっと堂々たる全体像が見えてきました。柱は5寸(15cm)桧主体ですから、見るからにしっかりした骨組みです。建築用語で言う『棟木』『母屋』が組まれて、屋根が載るのも間近です。




2014年12月1日月曜日

神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』建前

雨天で延期になっていました神奈川県大和市の現場を訪問いたしました。あいにくの雨天続きで多少の遅れが気になっていました。大工さんの丁寧な仕事ぶりも重なりましたが、一階の骨組みはほぼ組み上がり、ホッとしております。


ご近所を歩いてみましたが、木の家は珍しく、都市部独特のアスパラガスのような細長い狭小住宅がほとんどの地域ですから、とても目立ちます。

現場を通り掛かる人たちから「木のイイ香りがする」「大きな家ですね〜」「こんなにすごい木の家は見たことがない」とか、ケヤキの大黒柱であることを話しますと「ケヤキだって、スゴイですね!」などの絶賛の声をお聴きすることができました。大きなお住まいと太い骨組みの数は圧巻で、通常の建築よりも節の少ない銘木、奈良県吉野産の地域材が主体です。

 ▲奈良県吉野産直の大量の桧と杉材で、頑丈に組み上げられる。

▲ 中庭が見える素敵な間取りになります。
 ▲まるで、お城のようです。
 ▲きれいな8寸(24cm)のケヤキ通し柱は自慢の大黒柱になります。
 ▲床下から床板の上までが約90cm強は、もったいないほどの広さです。
 ▲上から見ると、もの凄いものがあります。
▲長ホゾと鼻栓は伝統構法の特徴です。