2016年2月27日土曜日

愛知県あま市『和風住宅』内装工事

春めいてきたものの、この日は冷たい風が吹いておりました。

こちらの工務店様は価格の割には内容は良いです。例えば、腰板は無節のヒノキ・杉を主に使います。ここの現場では米栂の無節を使っており、杢目が面白く出ております。

大黒柱も7寸(24cm)のきれいな東濃桧を使っております。建具類も全て手造りです。ずいぶんと収納家具も多いようです。


これで工期と現場管理に気配りしていただければ、とても良い工務店様です。

塗り壁はお施主様ご自身で漆喰を塗るとのことでしたが、実際にやってみると難しいようです。それに面積がスゴイあります。




大黒柱も7寸(24cm)のきれいな東濃桧



ロフトも活用できる広さがあります。


2016年2月23日火曜日

神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』建具

建具類も入り、完成の様子が分かるようになってきました。外観はやや北欧スタイルの雰囲気もあります。

モダンレトロの雰囲気が出るように扉類もデザインされて、化粧ガラスや色ガラスを用いて遊びが入っています。

壁は部分的にアクセントとして『大津壁』という色土を混ぜたもので上塗りします。

お施主様支給の装飾タイルの『鍋島焼』は有田・伊万里地方で佐賀藩(鍋島藩)において藩直営の窯で製造された高級磁器とのことです。


wikipediaの説明によりますと『鍋島焼の伝統は1871年(明治4年)の廃藩置県でいったん途絶えたが、その技法は今泉今右衛門家によって近代工芸として復興され、21世紀に至っている』とあり、貴重な焼き物です。コチラのお宅のいたるところに装飾として用いられました。





















2016年2月17日水曜日

愛知県あま市『和風住宅』内装工事

こちらの現場もいよいよ完成に向って進んできました。材木は主に岐阜東濃産直材です。

外観も濃いグレーのガルバニウム鋼板で、いい感じになってきました。とても広いベランダです。








2016年2月3日水曜日

神奈川県大和市『モダンレトロ板倉の家』完成近し

二年前の秋頃より着工に入っておりました大型住宅がいよいよ完成に近づいてきました。

こちらを請け負った工務店様は三重県津市です。大工さんは地元で、丁寧な仕事ぶりには信頼がおけます。

まず驚くのは、5寸主体の奈良吉野産と三重県産の木材で組まれたお城のような構造です。100坪近いお宅でないとバランスがとれないくらいの太さで、吹き抜けを見上げると圧倒されるものがあります。

土壁の仕上げをしたのは『旧朝香宮邸(東京都庭園美術館)』などの文化財修復などで活躍されている左官屋さんです。

田舎の古い家で育った人が「土壁は身体に良さそうなのは分るが、長い間に柱と土壁の境に隙間が出来て寒いから土壁の家は嫌だ」と言われるのが多いのは事実です。

こちらの左官屋さんは中塗りの前に、珍しくも丁寧に『ちり伏せ』をしています。ちり伏せとは、柱と土壁の境に網状の布『のれん』を貼り隙間が生じないようにしてあります。

加えて、外壁はすっぽり大壁で覆いますから隙間風がはいることはありません。『名古屋城本丸御殿』もこのやり方です。

和室の天井板は、鳥海山の火山灰に埋もれていた約2500年前の『神代杉』を。玄関ホールの通路の腰壁には竹を用いて数寄屋風な雰囲気も採用し遊び心があります。

5寸主体の奈良吉野産と三重県産の木材で組まれたお城のような構造


和室の天井板は、鳥海山の火山灰に埋もれていた約2500年前の『神代杉』

玄関ホールの通路の腰壁には竹を用いて数寄屋風な雰囲気も採用

中塗りの前に隙間が生じないように、珍しくも丁寧に『ちり伏せ』を